'09 6月の読書

　６月の読書記録です！

　
　糸的サバイバル　　　　　　　糸山秋子　　　＊

　トワイライト７～９　　　　　ｽﾃﾌｧﾆｰ・ﾒｲﾔｰ
　　7　赤い刻印
　　8　冷たいｷｽをあたしに
　　9　黄昏は魔物の時間

◎待ってる~橘屋草子　　　　　あさのあつこ

〇最初のオトコはたたき台　　 林　真理子
　
　smapｸﾛﾆｶﾙ　　　　　　　　 篠原沙里
　ｱｲﾄﾞﾙと日本文化の深層

　◎の「待ってる」は時代物で人情話で、料亭「橘屋」を軸にした話です。
　これは、ホロリとさせる各々が良い話で出来てます。
　出来れば、NHKの土曜時代劇でドラマ化したら良いと思います。
　山本周五郎系の小説です。

　〇の「最初のオトコはたたき台」は週刊文春での連載をまとめた物。小説もおもしろくて好きなんですが、エッセイもこれまた、良いんですよね～
　　
　＊の「糸」は、本来は糸を2つ重ねた「林」の様な字であります。

'09 5月の読書

　5月の読書は、トワイライト一色です

　別れのあと　　　　　　小手鞠るい
　トワイライト-上-　　　ステファニー・メイヤー
　トワイライト-下-　　　　　　　〃
　トワイライトⅡ-上-　　　　　　〃
　トワイライトⅡ-下-　　　　　　〃
　トワイライト11　　　　　　　 〃
　　夜明けの守護神


　4月に映画「トワイライト～初恋～」を見て以来、どんどんハマっていってます！
何せ、原作本を「１０」なんて本当に中途半端なところから読み始めてしまったために、
原作本（文庫）を買って読み始めたら・・・・・もうハマル！はまる！

　と言う事で、5月は殆ど「ステファニー・メイヤー」月間でした。でも、恐ろしい事に、まだまだ続くんですよトワイライト熱は！　

　「トワイライト」と言えば、海外で発売されているトワイライトのカレンダー（18ヶ月間）を購入してしまいました
　価格は4200円で送料等合わせると、5000円超えるんですけどね！
　代引きで買ったから母にお金を渡しておいたら

　「カレンダーなんて、一杯あるじゃん？何で買うの？」と言われちゃったよ！
母さん！家にあるカレンダーは、「○○洋品店」や「××酒店」でしょ！
　私は、ロブの載ってるカレンダーがいいの！
　

'09 4月の読書

　4月の読書は7冊です！


◎スノーホワイト　　　　　　　　　　谷村志穂
　文芸誤報　　　　　　　　　　　　　斉藤美奈子
　29歳　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー
　花束　　　　　　　　　　　　　　　　木村紅美
　プリンセスダイアリー　　　　　　メグ・キャボット
　　ﾊﾟｰﾃｨﾌﾟﾘﾝｾｽ篇
　プリンセスダイアリー　　　　　　メグ・キャボット
　　ｽｨｰﾄｼｯｸｽﾃｨｰﾝ篇
○トワイライト　１０　　　　　　　　 ステファニー・メイヤー
　　ｳﾞｧﾝﾊﾟｲｱの花嫁


　◎の「スノーホワイト」は、2月に読んだ"あさのあつこ氏「あした吹く風」"と同じく年下の男性との恋愛を描いた作品です
　が、「あした～」が17歳男子高校生と34歳歯科医の女性の恋愛でなんてか、とっても綺麗な（色んな悩みや葛藤ありだけど・・）ストーリーで言うならば年下男子との恋愛「理想系」ならば、こちらの「スノーホワイト」は、20~21歳の三流大学生と、46歳の独身女性（普通よりもどちらかと言えば地味目？）との恋愛、もろ「現実的」

　女性も男性も全然、カッコよくないの！「あした・・・」みたいなちょっぴりステキ！なって感じが全然しないの。
あ～、現実は「スノー・・・」的な恋愛なんだろうな！と思わせます。でも、最後に光が見えるのかなぁ・・・って感じで終わってます。
　

　そして、○の「トワイライト１０」・・・この本を読んでる最中に映画が公開されました。
この本の前に、「トワイライト１～９」までを読んだかと言えば、それはＮｏ～！
　前にも触れたけど、図書館に「１０」しかなかったんです　中途半端でしょ？
と思っていたら、5月に「１２」が入り、6月になってから残りが新刊として図書館に入りました（わ～っ！）
　○なんだけど、最初から読んでないからやっぱり、ところどころ理解出来ないことがあるんだよね～。
その後、文庫本で「トワイラト上下」と「トワイライトⅡ上下」を読んでるんで順番を守って読んだ方が断然良しと気付きました

'09 3月の読書

　3月の読書記録です！

が、3月のラインナップはちょっと笑っちゃいますよ・・・・と・とてもアラ４０とは思えないから（笑）


　　・どうせ　あちらへは手ぶらで行く　　　　　　　　　　城山三郎
　　・人気者になる方法　　　　　　　　　　　　　　　　　　メグ・キャボット
○ ・アヴァロン　恋の伝説学園へようこそ！　　　　　　メグ・キャボット
　 ・ハイスクール　ミュージカル
　　・ハイスクール　ミュージカル２
　　・ハイスクール　ミュージカル　ｲｰｽﾄ高校　ﾊﾞﾝﾄﾞ･ﾊﾞﾄﾙ
　　・ハイスクール　ミュージカル　ｽﾋﾟﾘｯﾄ･ｳｨｰｸ
　　・ハイスクール　ミュージカル　ｲｰｽﾄ高校　ﾎﾟｴﾑｺﾝﾃｽﾄ
　　・ハイスクール　ミュージカル　未来の僕たち
　　・ハイスクール　ミュージカル　ザ・ムービー
　　・恋のかけら　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー


　どうです？びっくりしました？2月にちょうど、「ＨＭＳ」の映画を見たところで興奮さめやらぬ中だった為に
このラインナップです

　ハイスクール～物は、正直子供向けです！　だからすぐ読めちゃいます
　3月は、とび抜けての◎はありませんでしたが、「アヴァロン」は“アーサー王の伝説”になぞらえて書かれています。「プリンセス～」シリーズとは又違った良さがありました。でも、これもティーン向きです

　まぁ、自分で言うものなんですが老人向けから子供向けまで幅広く何でも読むンです

　

'09 2月の読書

　ど・どんと2月の読書記録です！

　　・猫の形をした幸福　　　　　　　　　小手鞠るい
○・夢でなければ　　　　　　　　　　　 マルク・レヴィ
◎・あした吹く風　　　　　　　　　　　　あさのあつこ
　　・ほどけるとける　　　　　　　　　　 大島真寿美
　　・書店員の恋　　　　　　　　　　　 梅田みか
　　・レンアイ相談　　　　　　　　　　 　小手鞠るい
　　・１７歳の芽衣　　　　　　　　　　　 早坂真紀


　○「夢でなければ」は1月に読んだ「永遠の七日間」の著者の作品です。奇想天外な物語ですが、なかなか作者はロマンティストのようです！映画化もされているので、ＤＶＤを借りて見ましたが、う～ん・・・。あんまりでした。


　◎「あした吹く風」は、34歳の女性「美那子」と17歳の少年「鈴」（れい）との恋愛小説です。
互いに心に傷を持つ者同士の恋なのですが、全体に「美しい」と言う言葉が浮かびます。
　読んでいても「あ～、こんな恋愛出来たらいいかなぁ～」とちょっと憧れつつも、「うんなぁ、訳ないわな！綺麗過ぎる」と否定する気持ちが入り乱れて読んどりました～（笑）
　なんか、あさの先生もこんな恋してみたかったの？とちょっぴり思いましたけど・・・・

'09 1月の読書記録

　明日から6月・・・・juneブライドやね～！（私には縁のない話ですが）・・・・
今頃ですが、1月の読書記録です♡

　　・新釈　四谷怪談　　　　　　　　　　　　　小林恭二
　　・おばさん未満　　　　　　　　　　 　　　　酒井順子
　　・ルウとリンデン　旅とおるすばん　　　 小手鞠るい
　　・星のしるし　　　　　　　　　　　　　　　　 柴崎友香
○ ・綺麗な生活　　　　　　　　　　　　　　　 林真理子
◎ ・永遠の七日間　　　　　　　　　　　　　　マルク・レヴィ


　◎「永遠の七日間」はフランス人作家の作品ですが、もう絶対好い！
善と悪である、天使と悪魔が偶然出会い惹かれあっていくストーリー
　ぜひとも映画化して欲しい・・・悪である男性には、００７が素敵だったダニエル・グレイクでお願いします

○「綺麗な生活」って、これは「林真理子」さんが書くからなんか凄い！って気がしたなぁ～。
上手く表現できなくて申し訳ないんですが・・・・なんか恐い！美しくなりたい！という欲求に対して努力していく事は、とっても素晴らしいと思うけど、何事も限度があると思う。
　　と言っても、これは別に美容整形がメインの小説でも何でもないんですが・・・・
　年下でモデルでその上イケメンの恋人がある日、事故により「ぎょっ！」っとする顔になってしまっても、あなたは恋人でいられますか？　考えちゃうよ～。
　
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

１２月の読書

　とうとう１２月までやってきました

　 ぼくらが子役だったとき　　　　　　　　　　　　　　　　中山千夏
　 正しい欲望のススメ　　　　　　　　　　　　　　　　　　一条ゆかり
　父と娘の往復書簡　　　　　　　　　　　　　　　　　　 松本幸四郎　松たか子
　わがががなやつら　　　　　　　　　　　　　　　　　　 エイミー・ベンター
マイケルとスーザンは一年生　　　　　　　　　　　 ドロシー・マリノ
幸せな恋のはじめかた　　　　　　　　　　　　　　　 桜井亜美
恋のトビラ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 アンソロジー
Ｖｉｎｔａｇｅ　’０６ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 アンソロジー
サポートさん 　　　　　　　　　　　　　　　　 日向　蓬
あなたに、大切な香りの記憶はありますか？　　 アンソロジー
◎もっと塩味を！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 林　真理子

　計１１冊　　　　　総計９８冊
　残念ながら、２００８年年頭の目標、１００冊にあと２冊（泣）届きませんでしたが、満足してます！

　決して、負け惜しみではありません
充分頑張った！自分を自分でほめてやりたいですっ！（有森裕子風に・・・）

　１２月の本で言えば、なんと言っても、林真理子著「もっと塩味を！」です。
一見タイトルだけで言えば、エッセイ集かと思いきや、小説です。この中身は、全然タイトルの軽いタッチとは違い、一人の女性の半生を描いてます。
　　愛した男性の夢を自分の夢とし、いや、最初はそうだったかもしれなけど、やがて自分の生きがいをそこから見出し、懸命に生きてきた女性の話です。
　「篤姫」風に言えば、「女の道は、一本道にございます！」と実践した人でしょう！その生き方に憧れはするかなぁ？どうだろう？私には、無理だと思うな・・・・・・

　とにかく、２００９年は、ゆっくり自分のペースで読んでいきます！
　

11月の読書

　何だか、去年の事をまだ綴っている私ですが・・・
１１月の読書記録です。


　　相棒ｓｅａｓｏｎ３上　　　　　　　　　　　　　　ノベライズ・碇　卯人
　　コイノカオリ　　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー
◎ ＲＵＲＩＫＯ　　　　　　　　　　　　　　　　　　林　真理子
　　青いリボン　　　　　　　　　　　　　　　　　大島真寿美
◎図書館ねこデューイ　　　　　　　　　　　ウィッキー・マイロン
　ラジ＆ピース　　　　　　　　　　　　　　　　絲山秋子
　窓の魚　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　西　加奈子

計７冊　　　　　　　　総計８７冊

　１１月の読書の◎２冊は、ジャンルは全然違うんですが、どちらも良くて、甲乙つけ難し！
「ＲＵＲＩＫＯ」は、実在の人物を取り上げているのでここまで踏み込んで書いても良い物か？とこちらが心配するほど。
以前、「ビストロ」に浅丘ルリ子さんがゲストで出られたときに、木村君「裕ちゃん」の役をどう？と言ってらしゃいましたが、もし映像化されたら、それは興味深い！　しかし、今、石原裕次郎を演じられるような役者はいるのかなぁ？私は、いない気がする。　

　「図書館猫デューイ」は、最近「アンビリーバボー」で取り上げられてましたが、犬好きの私が読んでも「号泣」でしたから、猫好きには、たまらん本ですよ（感涙）
　特に、デューイの最期の場面は、涙なくしては読めません。あまりに泣くので母に「どうしたの？」と尋ねられた瞬間に、嗚咽をあげながら泣きじゃくりました（この、表現変化なぁ？）
　こんなに、子供のように泣いたの久しぶりです・・・・（恥）
　先の「アンビリ・・」でメリル・ストリープにより映画化されとの情報も！　この役、メリルにって、ピッタリです！
　映画になったら、絶対！！見に行く・・・・そして映画館で号泣してやるぜ！


　　　　

10月の読書

　’０８　１０月の読書記録・・・・・更新遅くてごめんなさい！！

　
◎ 非正規レジスタンス~IWGP8~　　　　　　　　　　　　石田衣良
　　love leter　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー
　　エイジハラスメント　　　　　　　　　　　　　　　　　　 内館牧子
　　本当のうそ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 アンソロジー
○ 世紀のラブレター　　　　　　　　　　　　　　　　　　 梯　久美子
　　音楽遍歴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小泉純一郎
　　キネマ旬報　６上上旬

　計７冊　累計　８０冊

　　１０月はあまり読書が出来ませんでした。なぜならF4のライブと、資格の勉強の追い込みでそれどこでは無かった！

　でも、待ちに待った「IWGPシリーズ」は、やはりおもしろかったです。今（１月）問題になってる非正規社員に対する問題を先取りしてる感じが、「すげ～な、石田衣良！」

　丸は付けなかったけど、内館牧子さんの「エイジハラスメント」は結構エグイよ！女性にとってはさ・・・・歳を重ねていく事に、こんなに恐怖心を持ってる国民（日本の女性）って、他の国であるんでしょうか？

　意外なとこでは、「世紀のラブレター」は何気に手にした本でしたが、おもしろかったです。
　人の書いたラブレターを盗み読みしてる感じがして・・・・・（笑）
　　

9月の読書

　９月の読書記録です。


　　　ツクツク図書館　　　　　　　　　　　　　紺野キリフキ
　　　最後の恋　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー
　◎なぜ泣くの　　　　　　　　　　　　　　　小手鞠るい
　　　恋愛小説　　　　　　　　　　　　　　　　アンソロジー
　　　レスリー・チャンの香港　　　　　　　 松岡　環
　　　あした天気に（上）　　　　　　　　　　平岩弓枝
　　　あした天気に（下）　　　　　　　　　　平岩弓枝

　計７冊　　　　　　　　　　総計７３冊

　
　９月の一番は、やはり「小手鞠るい」さんの「なぜ泣くの」
私よりも、年上の方ですが、恋の経験が豊富なのか、想像なのか、多様な恋模様が描かれています。
　乙女チックな“私も、こんな恋がしたい”と思うのではなく、“こういった恋もあるのかぁ～”と考えさせられる感じがします。
ホント、大好きな作家さんです。

なぜ泣くの

• 作者: 小手鞠 るい
• 出版社/メーカー: 徳間書店
• 発売日: 2008/07
• メディア: 単行本